Type Year of production Maker Model maker
SNB Rhein 1850? TRIX
SNCF 1850? Rivarossi
BR34.74 1863 J. A. Maffei TRIX
DRG 36 0-4 1891 ROCO
S2/6(BRAWA) 1905 J. A. Maffei BRAWA
S2/6(TRIX)green 1907 TRIX
S3/6(ROCO) 1908 ROCO
Ptl2.2glass box 1908 TRIX
S3/6(TRIX)blue 1908 TRIX
S3.6(TRIX)yellow 1908 TRIX
Gt2x4.4 1913 J. A. Maffei TRIX
Gt2x4.4 1914 J. A. Maffei Rivarossi
DB BR58 1917 ROCO
Wurttemberg K 1917 TRIX
OBB 1918 ROCO
DB, DR class93 1919 Eslingen Engine Company ROCO
DRG BR06 001 1924 Krupp BRAWA
DB BR03 1930 TRIX
DRG BR50 1934 ROCO
DRG BR61 1935 TRIX
DRG G56.15 class50 1939 Fleischmann
18201red and black(ROCO) 1940 ROCO
18201green(ROCO) 1940 ROCO
BR52 Kon 1943 Henschell TRIX
DB BR23 1950 ROCO
R 65-10 1951 BRAWA
DB BR10 1957 TRIX
FirelessSL 1990 TRIX
Steam Locomotive in Europe蒸気機関車(欧州)

Steam locs. made in Germany have been collected mainly  Before the World War II the center of science and technology was Germany and England. The fastest s-loc appeared in Germany and in England. The longing country was Germany in my childhood, and I went West-Germany to study in 1970.
欧州,なかんずくドイツを中心とする蒸気機関車がコレクションの中心である.第二次世界大戦までは世界の科学技術の中心はドイツとイギリスであり,蒸気機関車でもその当時の最先端のSLはこの両国で出現した.幼時からのあこがれの的はドイツであり,外国留学ももちろん当時の西ドイツであったし,余裕が出来て買った新車の第一号もそのときのBMW2003であった.

SNB Classical steam locomotive named "Rhein"(TRIX). Schweizerische Nordbahn(SNB) used "Rhein" in a short time of start.in the mid-nineteenth century.  古典蒸気“ライン”:本機はSNB(スイス北鉄道・チュリッヒとバーデンを結んでいた鉄道)で開業間もない頃に活躍していたもので,カールスルーへのE.ケスラーで製造された機関車.製品のプロトタイプは同鉄道最初の機関車“リマート”を基本に設計された2輌で,“ライン”と“ルース”の名称が与えられていた.2Bタイプのテンダー付き仕様で,むき出しのキャブも相当に作り込まれている.モーターは火室内に収められており,動輪2つが実物通りに駆動軸となっている.機関車,テンダーともにダイキャスト製
SNCF(Rivarossi). An oldtimer of French National Railway..
BR34.74(TRIX):バイエルン王立鉄道クラスBVI.テンダーが独特の形状をした本機は,ピートファイア,泥炭を燃料とした機関車で,1863年から1871年にかけて107輌がJ. A. マッフェイで製造された急行用機関車.もともとバイエルンは燃料が不足気味で逢ったことに加え,拠点となるミュンヘン地域への燃料コストを勘案し,泥炭を用いるようにしたもの.このためテンダーは雨よけの屋根付き密閉型とされており,煙突形状も特徴的なものとなっている.初期はオープンキャブでテンダーも車高の高いものが使用されていたが,その後改良が重ねられた.TRIX製.
DRG 36 0-4(ROCO):一般にドイツの蒸機と言えば,ランボード位置が高く動輪の露出した勇壮な姿が多いが,この機関車は19世紀末の設計と言うこともあり,全体的な腰の低さやランボードの上に張り出したスプラッシャーなどに,古典的な優雅な雰囲気を醸し出している.本機のような軸配置4-4-0の蒸機は模型化の際に牽引力の確保が難しいとされるが,テンダー内のモーターから動輪とテンダーの後ろ側2軸を駆動する方式を採用して,十分な駆動力を確保している(ただし,トリックスの豪快な牽引と比べるとそれでも劣る.)実車はDRG化以前にはプロイセン鉄道のP4 2形であり,1891年-1906年にかけて709輌が製造された旅客用の2気筒複式蒸蒸機.史上初の過熱式蒸機としてドイツで最も成功した蒸蒸機の一つに数えられるS3形の姉妹機である.動輪直径1750 mm, 最高速度90km/h のスペックを持ち,日本ではじめて量産された6700形のモデルとなったことでも知られる.DCCサウンドはいかにも時代を感じさせる穏やかなもの.ビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic the lower image to see DRG 36 0-4 .
S2/6(BRAWA):1905年Kon.B.St.B社はミュンヘンにあるマッフェイ社に本機関車を注文した.1906年にニュルンベルグにてお目見え.1907年ミュンヘン,アウグスブルグ間で154.4km/hのレコードを出した.当時ヨーロッパでこれより速い列車は無かった.1925年引退した.ニュルンベルグの交通博物館で展示されていたが,先般の火事で焼け落ちたのではないかと恐れている.Clic the lower image to see S2/6, which leaves a yard, and turns in a different direction through turntable.
S2/6(TRIX)green: 1907年5月7日アウグスブルグーミュンヘン間で時速154.5km/hの世界記録を樹立した名機関車.速度を上げるため大動輪の2軸駆動を採用した.まさに,当時のドイツの科学技術が世界一であった証拠.TRIX社による真鍮板のはんだ加工品で,実に細かい所まで作り込まれており,煙室扉(ボイラー全部の蓋)は実車同様開閉可能(写真では開けてある.内部の煙管も作り込んである),投炭用のスコップ等も装備し,勿論車体前後の緩衝器は可動.駒井鉄道では一番の高価品.
4シリンダー(両側のピストン以外に内部に2ピストンを配置)複合過熱蒸気機関を採用.
S3/6(ROCO):バイエルン王国鉄道のために,マッフェイ社が1908年に最初のS3/6蒸気機関車を製作した.車室前面の傾斜,円錐形をした煙室ドア,大きなシリンダーブロックを特長とする.本車はとくに,ボイラー両側の王章,金色の煙突王冠とボイラーリング,黄銅製のシリンダー飾りと窓枠等全S3/6中で最もエレガントである.牽引力は420t,最高速度は135km/hできわめてなめらかに走行した.その理由は,4シリンダー(両側のピストン以外に内部に2ピストンを配置)複合過熱蒸気機関を採用したことに因る.本車は王室色である濃い青色,いわゆるロイヤルブルーに塗装されている.1960年に勇退したが,その内の1両S3/6 3673号機は1996年以降ネルトリンゲン市のバイエルン鉄道博物館に動態保存されている.動態保存されている実車より採取したオリジナルサウンドで疾走し,急ブレーキをかけると,キーというスキール音を出して急停車する.もうこうなるとバイエルン地方を旅行している気分.ROCO製.
この濃青色が模型ではあるが実に素晴らしい.バイエルン王国の紋章を誇らしげに掲げて疾走する.白鳥城で有名なルードウィッヒ二世もこれに乗って出かけたのかと考えるだけでも楽しい.
Bietschtalに架かる大鉄橋をゆくS3.6.牽引するのは特急列車ラインゴールド号.ビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic thelower image.
S3/6(TRIX)blue:世界でもっとも成功した蒸気機関車.車室全面の傾斜,円錐形をした煙室ドア,大きなシリンダーブロックを特長とする.優れた石炭燃費効率と良好な走行性能を実現した.インボードの圧力シリンダーはインボードと両サイドに各2基,4基あり,中央の動輪を駆動する.この4基の高圧シリンダーにより極めて高い熱力学的効率を達成した.TRIXダイキャスト製で登坂力抜群.
S3/6(TRIX)yellow:上と同じS3/6であるが,こちらは黄色に塗装され,オーストリー帝国ハプスブルグ王朝のエリザベート王妃の愛称を取って,Sissiと呼ばれた.こちらはアガサクリスティのオリエント急行殺人事件に登場する機関車と同じ,かすれたような汽笛を出すサウンドチップを搭載し映画の気分を出している.TRIXダイキャスト製.
S3/6(standard) このような黒色塗装の地味なものもあった.
Ptl2.2glass box(TRIX):1908年,ババリア王立鉄道K.Bay.Sts.B.は,支線用にこのような可愛いSLを購入した..Glaskasten, ガラス箱なる愛称で呼ばれたが,こんな格好では機関士はさぞ暑かったと思う.ドイツは日本ほどではないから,冬場むしろ暖かであったのか.ヨーロッパではどうしてこうも色々な機関車,とくに蒸気機関車でそうであるが,があるのでしょう.人間というのは本当に十人よれば十人の知恵というように次から次へと考えるもの. 1906年から14年に48両がマッフェイ−クラウス社で製造された短距離専用のBタンク機.で1905年に納入された.高い位置に設けたコールバンカーから石炭を火室に落とす機構によりワンマン運転を可能にした画期的な機関車.重量は25トンで最高速度は50km/h.第二次世界大戦後の1960年代まで実用された傑作.TRIX製.
BR96 Gt2x4/4 K-Bay-St. B. e BR96 DR(TRIX): ミュンヘンにあるマッフェイ社バイエルン王立鉄道から関節連結型マレー型蒸気機関車の注文を受けた.南ドイツの急峻なルートは,軸加重は小さく,牽引力は大きくという矛盾した内容を要求した.この問題をマッフェイ社はマレー型を採用して解決し,1913年から1914年にかけて15両を納入した.当時の工業力の彼我の差がよく分かる.TRIXダイキャスト製は品質,牽引力とも抜群.
Gt2x4/4 K-Bay-St. B. e BR96 DR. ミュンヘンにあるマッフェイ社バイエルン王国鉄道から関節連結型マレー型蒸気機関車の注文を受けた.南ドイツの急峻なルートは,軸加重は小さく,牽引力は大きくという矛盾した内容を要求した.この問題をマッフェイ社はマレー型を採用して解決し,1913年から1914年にかけて15両を納入した.カラーリングが素晴らしく,真っ黒な日本の蒸気機関車とは全く相違する.当時の工業力の彼我の差がよく分かる.イタリアのリバロッシ社製らしく,デザインは抜群でルックス最高ではあるが,少し実車と異なり走行性能は劣る.模型も車と同じか.
DB BR58(ROCO).1917年製作.戦争機関車として知られるG12の発展型.そもそもトルコ王立鉄道の注文.1,400台も製造され,プロシャ,サキソニア,ヴィッテンベルグ,バーデン,アルザスーロレーヌ王立鉄道で採用された.戦後1958年と1963年,DRは根本的改良を施し,ドライバーキャビン,センターシリンダー,予熱ミキサー,Witte排煙板を設置して,BR58.30型とした.当時DBはとっくにG12を廃車としていた.SNCFとOBBは50年代から60年代にかけてもG12を使い続けた.
Wurttemberger SerieK(TRIX):1917年に製作されたドイツでは唯一,世界的に見ても珍しい6軸動輪.ドイツ南部の黒い森(いわゆるシュバルツバルド)やシュベビッシュ地方の急勾配で十分な牽引力を確保する為と,一軸あたりの荷重を下げて線路にかかる負担を下げる目的で採用された.これもTRIX社製のダイキャストで,牽引力抜群,走行音抜群,ただし値段もけっこうする(それでも国産ハンダ付けものに比べれば格安).こちらもサウンドチップを搭載済み.蒸気機関車は一台一台違う音を出すようにしており,個性を持たせている.
OBB オーストリーハプスブルグ王朝時代のSL(ROCO)..
煙室がこのように観音開きになるのは珍しい.昔トヨペットクラウンが発売当時このような観音開きの4扉乗用車を発売していた.こんな事を知っているのは年配の昔自動車少年のみ.
DB, DR class93(ROCO):1919年K.P.E.V.はそれまでプロシャ王立鉄道で使われていたT14型を改造した.Wurttenberg王立鉄道は35両をエスリンゲンエンジン工場で製造させた.444両が戦後も使われ,その内172両がロシア占領地域で生き残った.DBでは1969年引退,DRでは1970年に姿を消した.
BR06 001(BRAWA):ドイツ帝国鉄道が1934 年クルップ社に製作を依頼,1939年に完成した巨大なBR06 001型流線型機関車.動輪の直径はは2,000mmであり,3シリンダー駆動,最高速度は140km/hを出した.5軸のテンダーと合わせた全長は26,520mm.テンダーと合わせた自重は224tとドイツ最大であり,日本のデゴイチなどは赤ん坊みたいなものである.1952年までフランクフルトとハナウ間で使用された.BRAWAの金属ダイキャスト製で,実車同様実に重い模型.最新型模型の常で,オリジナルサウンドと発煙装置が装備されている.向こうに見えるのは,給水施設.ビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic the lower image.
DB BR03(TRIX):1930年ドイツ帝国鉄道20トンの最大軸重を有する客車用急行蒸気03を採用した.03型は01型の軽量版である.シリンダーとボイラーは小径であり,車体も軽量化されていた.298ユニットが建造された.最高速度は130km/hであり,1973年の003型としてドイツ鉄道の代表的機関車であった.TRIX製ダイキャストボディ(サウンドは後付け)で牽引力抜群.
DRG BR50(ROCO):1934年からDRGはより低い軸重15トン以下のより効率的な地方の支線用汎用SLの開発に取りかかった.1939年からBR50型として全部で3164両が製造された.1625馬力,最高速度80km/hである.第二次大戦後も種々のDR50を製造し,1953年でも285両が現役であった.1957年から1962年にかけては新型の強制ドラフトシステム,標準の煙突に替えてギースルエジェクターを持った128両が1981年まで生き延びた.
DRG BR61(TRIX):1930年代ドイツ帝国鉄道が主要都市間を最速で連絡するべく模索していた.61001ロードナンバーの流線型蒸気と軽量構造4両からなる特急列車をベルリン−ドレスデン間に就役させた.重量軽減と動輪直径2,300mmの採用により,何と最高速度は175km/hに達した.常用運転速度は160km/hでベルリン−ドレスデン間を100分で結んだが,これは平均速度にすると106km/hとなる.通常型の蒸気01や03型では到底実現できない所要時間であった.この列車はHenschel-Wegmann Trainとして有名であり,第二次世界大戦後も愛用されたが,1951年に退役した.その後も客車はF-Zug用として用いられた.TRIX製ダイキャストボディでサウンド付き.ビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic the lower image.
DRG G56.15(Fleischmann): class501939-1948年製造.1625馬力,トップスピードは80km/h..テンダーにも車室がある.
18201red and black(ROCO):ドイツ鉄道会社が製作した18201型高速蒸気機関車.1,600馬力で180km/hを出せるよう設計された実験機.ドイツ鉄道開発史で重要な位置を占める.この赤・黒塗装は,保存機をロコ社が費用を持って塗装したもので,オリジナルは緑色である.本機は写真にあるとおり,発煙装置を搭載し燃焼油を燃やして煙を出し,実車から録音されたオリジナルな汽笛,ドラフト音,ブレーキのきしみ音,給炭音等が,デジタル指令あるいは,走行距離と走行時間に応じて,自動的に音を出す実物同様に走るすぐれモノ.この色をした実車は先般ドイツよりオーストリー間でお客さんを乗せて走った.ただしその際は,途中に給水設備がないためもう一台の炭水車(実際は重油で動くため石炭は積まず重油を積んでいる)を従えて走った(乗りたかったなあ.)伴走する機関車からラインゴールド号を牽引する本車のビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic the lower image. 18201 red and black colored dashes forward, pulling the limited express "Rheingold".
18201green(ROCO):同上機のオリジナル塗装.煙を吐いてばく進する本車のビデオを見るには下の画像をクリックする.Clic the lower image. Green colored 18201 dashes forward smoking from a funnel.
BR52 Kon(TRIX):戦時色濃厚な1943年ヘンシェル社が製造した.タービン駆動の3軸ベンチレーター復水器を装備しており,1,200kmを無給水で連続走行出来た.多分,戦争のための戦車等重量物を戦地まで迅速に移動させる手段であったろう.同種の復水器装備の蒸気機関車はポーランド,ベルギー,フランスでも使用された.ドイツ連邦鉄道会社ではこの機関車を1950年代半ばまで使用した.モクモクと煙を吐き出しながら金属ダイキャスト製の5軸駆動の重量車体が驀進する様は,ドイツ模型工業のすばらしさを示す.辺りにいると油が燃えたニオイがして,まさに実物の蒸気機関車の側にいるような感じになる.梅小路機関車庫には度々行くが,そこのニオイもこの類.そう言えば鉄道模型も,サウンドとニオイが実現して,さて次は何が付け加わるのか.
辺りにいると油が燃えたニオイがして,まさに実物の蒸気機関車の側にいるような感じになる.梅小路機関車庫には度々行くが,そこのニオイもこの類.そう言えば鉄道模型も,サウンドとニオイが実現して,さて次は何が付け加わるのかなあ.
復水機のファンが高速回転している.勿論これもデジタル信号で遠隔操作可能.ここから湯気でもあげてやろうかなあ.
DB BR23(ROCO):1930年代末から製造に入ったが,戦争で中断後再開され1950-1959年にわたって作られ,ドイツ全土(DB, DR)で広く用いられた.疑いなくエレガントであると言われている.
R 65-10(BRAWA):1951年から東独鉄道は使い古しのSLのリニューアルを始めた.ここで示すタイプは,プロシャ鉄道のP8とT18クラスのタンク機関車に由来している.1957年までに93両が製作され,なんと1975年まで使用された.これもBRAWA製で実に細かい.特にびっくりしたのは,本物の石炭を細かく砕いて炭水車に乗せるように,小さな袋に詰めて添付していることである.もしそんなことをして,万一機関車が転覆したら,線路上に炭塵がまき散らされることになる.もしかすると本物のマニアは,石炭をばらまいて実感を出しているのかも知れない.本車は眺めるのにはよいが,走らせていると始終手入れしなければならない.走らせている最中によく部品が脱落し,線路上に転がることが再々.時々線路を巡回し?落とし物を拾うのも従業員の役目.機関士兼機械工兼土木作業員兼経営者,とにかく忙しい.
DB BR10(TRIX):1957年にサービスが開始されたドイツ鉄道最新式3,000馬力最強力蒸気.最高速度は600トン牽引下で140km/h.1958年に10002型では重油燃焼方式に変更された.空力抵抗を減ずるため,部分的な流線型を採用している.1,000km以上サービスフリーで営業運転可能という長所を有した.TRIX製でダイキャストボディによる重量により牽引力抜群で,当鉄道の高原線の急勾配を長編成列車を難なく走破する.本品はトリックス会員限定版であるが,現地の通販業者が手配してくれた.
FirelessSL(TRIX):通常型の蒸気は入れ替え用としては不経済であり,時には火災や爆発を誘発する恐れがある.この機関車では高圧スチームをボイラーに貯蔵しその圧力で牽引力とする.通常は長時間を要する立ち上げ時間が不要であり,ボイラーマンも要らないという長所から1970年代まで工業プラントでよく用いられた.TRIX製ダイキャストボディ.どうしてこのような一般的でない機関車を発売するのか不思議.トリックスはよほど物好きが多いのか.
Komai Railway